突然のゲリラ豪雨や大雨で雨漏りしてしまう前にやっておくべきメンテナンス
2023.07.13 (Thu) 更新
栃木県宇都宮市にある地域密着の屋根・外壁の外装リフォーム専門店のスミタイです✨✨
スミタイは、塗装の専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工事、板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、耐震工法なども対応できる外装すべての専門店です🏠
みなさん、こんにちは!! 外壁屋根の外装専門店のスミタイ大吉です✨
毎年「ゲリラ豪雨」による突然の激しい雨や落雷による被害が全国各地で発生しています。ここ数日も急なゲリラ豪雨と強風が発生しており、翌日になると必ず『天井から雨水がポタポタ落ちる、サッシ廻りから雨漏りが発生した、雨樋から雨水が溢れてしまう』というお困りのご相談やお問い合わせが非常に増えています💦
お家は経年劣化により少しずつ雨漏りの原因となる症状が進行することがありますが、普段の少量の雨だと大きな被害は確認が困難です。
しかし台風や夏のゲリラ豪雨で一気に雨が降ると、ようやく我々にも認知できるほどの被害が発生するようになります。
この場合、いざ現地調査に向かうと屋根裏での雨漏りの被害はかなり深刻で、定期的なメンテナンスを行っている家庭と比べて修理箇所も増えるため費用も高くなる傾向にあります。
雨漏り対策は雨漏りが発生した後ではなく、事前に対策しておく事と定期的なセルフチェックを行うことが一番です。
今日は、雨漏りチェックポイントや事前にやっておくべきメンテナンスをお伝えさせていただきます。
目次
ゲリラ豪雨や強雨の時だけ雨漏りがする理由
大雨の時のみ起きる雨漏りは、結論から言えば既に雨漏りが悪化している状態といえます。逆に言えば、これから雨漏りがさらに悪化していく初期症状と捉えることができます。
大雨の時のみ雨漏りするということは、既に大きな原因があって雨漏りが発生している場合が多く、そのまま放置しておくと様々な場所で症状が進む原因となったり、さらに広い範囲で目に見える形を伴い、雨漏りになってしまう場合もあります。
大雨の時の雨漏り原因としては、よくある具体的な発生源として、次のような箇所が挙げられます。
①シーリング(コーキング)の劣化
ゲリラ豪雨などの大雨や横殴りの強い雨の日の際に、雨漏りが起こる原因としてシーリングの劣化からが多くあげられます。
写真のように、サイディングとサイディングの目地に打ち込んであるゴムのようなものを見たことはありませんか?それがシーリング(コーキング)と呼ばれる部分です。シーリングは、外壁だけではなく、窓枠やサッシ周りにも使用されます。窓枠やサッシ周りから雨漏りする場合も、このシーリングの劣化の影響です。
コーキング(シーリング材)は、直接外気にさらされることも多く、どうしても経年劣化します。
劣化が進むと、ひび割れや剥離が発生し、その隙間から雨水が浸入する原因となります。しかし、明らかに目に見える形ではなく、一気にひび割れや剥がれが進むわけでもありません。徐々に、徐々に劣化していくことが多いのです。そのため、少量の雨であれば雨水はそこまで住宅内部に侵入しません。
しかし、大雨や強風を伴う雨の場合は、隙間や剥離した部分に水が侵入し、結果雨漏りになるといったことが起きます。
ご自宅の「外部のサッシ周り」「外壁のシーリング」の状態を確認してみてください。
②外壁のひび割れ
外壁にひび割れが発生すると、強風や大雨の時に内部に雨水が浸入してしまい、それが原因で雨漏りすることがあります。また、外壁にひび割れが発生すると、慢性的に水分が外壁内にたまった状況が出来ることにもなりえます。
水が落ちてくる”雨漏り”だけでなく、カビや染み、腐食が発生して健康被害につながる可能性もあります。外壁のクラックは気づいたら放置せず、すぐにご相談いただくことをおすすめします。
雨漏りの原因は、雨漏り=屋根というイメージが多いので、外壁のシーリング劣化や外壁のクラックが原因ときいて『え?』と思った方もいらっしゃると思います。
雨漏りは屋根以外かたも発生するのです。
ここで雨漏り発生箇所のベスト5をご紹介します。
雨漏り発生箇所 Best5
第1位 外壁
外壁のひび割れ(クラック)・剥がれ
第2位 屋根
屋根の割れ・ズレ・板金部の穴あき・天窓
第3位 ベランダ・バルコニー
防水の割れ、切れ・排水・ドレン周り・笠木
第4位 窓・サッシ
シーリング劣化・変形・木枠取合い
第5位 雨樋
雨樋割れ・雨樋詰まり
雨漏りを修理するためにじゃ、まずは雨漏りの原因を特定しなくてはいけません。病気の原因を特定してから手術するのと同じです。雨漏りの原因を特定できないまま修理をしてしまうと、工事したのに雨漏りが治らない…なんてことが起きてしまうのです。
雨漏り無料診断をご希望の方はこちらより
で、現在雨漏りで悩んでいる方はお気軽にスミタイにお問い合わせください。
スミタイでは、雨漏り診断のプロである雨漏り診断士が在籍しています!!
突然のゲリラ豪雨や雨漏りから家を守るためにやっておくべきメンテナンス
雨漏りや雨の吹き込みなどを防ぐには、こまめな点検やメンテナンスが基本になります。次のポイントを参考に、日ごろから住まいとその周囲の点検・メンテナンスを行い、必要に応じて修理をしましょう。
1.雨樋
雨排水能力を確認することとして、雨樋の詰まりの確認や掃除が重要です。
元々の排水量がゴミ等の詰まりによってその能力が低下されていれば、ゲリラ豪雨のような大雨の際には排水能力をオーバーして溢れてしまう事が容易に想定できます。
2.ベランダ
排水口に枯れ葉やゴミがたまらないようこまめに掃除をし、物干し竿や植木鉢など落下や飛散の恐れがあるものは収納する。
3.外壁
定期的な塗替え、シーリングのメンテナンスを行い、外壁のひび割れ、すき間、腐食などがないか確認。
4.屋根
定期的に瓦やスレートの割れ、ひび、ずれ、めくれ、はがれなどがないか点検依頼を。また、アンテナ類が傾いたり、飛んだりしないようにしっかり固定する。
もしゲリラ豪雨被害にあってしまったら?
もしゲリラ豪雨で被害にあってしまったら、火災保険があなたを助けてくれるかもしれません。“火災”という名称からつい忘れがちですが、実は火災保険は“水災”にも適用されます。例えばゲリラ豪雨によって、河川が氾濫して壁や床が浸水被害にあった場合や、排水溝が逆流して室内が汚水被害にあった場合。
そのほか、土砂崩れや地滑りが発生して家屋が損壊した場合なども、水災として補償の対象となります。雨漏りに関しては、建物の老朽化によるものと判断され補償の対象外となる場合が多いようですが、暴風雨によって屋根が破損するなど自然災害が直接の原因となる場合は対象となる可能性もゼロではありません。被害にあう前にご自身が加入している保険の内容を確認しておきましょう。
まとめ
これから多くなる突然のゲリラ豪雨や強雨突風の被害に遭う前に、上記お伝えをしたチェックとメンテナンスを日頃から心がけましょう。