外壁塗装は「シリコン塗料」か「フッ素塗料」どっちがいい??
2024.06.28 (Fri) 更新
栃木県宇都宮市にある地域密着の屋根・外壁の外装リフォーム専門店のスミタイです✨✨
スミタイは、塗装の専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工事、板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、耐震工法なども対応できる外装すべての専門店です🏠
外壁塗装を考える際に、どの塗料を選ぶかは非常に重要なポイントです。
特に、外壁塗装を検討していると「シリコン塗料」と「フッ素塗料」という塗料をよく聞いたり目にする方も多いと思います
フッ素塗料はシリコンよりも耐久性が高いですが価格も高く、シリコンは安さでは勝るものの、耐久性では敵いません。
ではどちらの方が良いのか、いまひとつピンとこない人もいますよね。
どちらが適しているか迷う方に向けてこの記事では、それぞれの特徴等を詳しく解説させていただきます。
シリコン塗料について
シリコン塗料とは、シリコン樹脂塗料とも言われており、シリコン系やアクリルシリコン系の合成樹脂が主成分の塗料になります。 機能性や耐久性に優れているだけでなく手軽な価格も特徴的で、外壁以外にも屋根塗装にも使われることが多く、気候の変化への対応力や汚れを弾く効果も抜群で、外壁塗装では定番の塗料です。
フッ素塗料について
フッ素塗料は、塗料の耐久性を決める合成樹脂に、蛍石を原料としたフッ素を配合した塗料です。耐久性が高い外壁塗装用の塗料として人気です。 シリコン塗料やウレタン塗料など他の外壁塗装用の塗料に比べると価格は高めですが、その分、機能性が高く、コスパが良い塗料でもあるので、住宅の外壁塗装に用いられる機会も増えてきています。
シリコン塗料とフッ素塗料の違いとは?
シリコン塗料とフッ素塗料の違いについて説明させていただきます。
①耐久性の違い
シリコン塗料の耐久年数が約10年程度に対して、フッ素塗料の耐久年数は約15年程度です。
フッ素塗料の方が耐久性が高く、塗替えサイクルが長くなります。
②コストパフォーマンスの違い
シリコン塗料とフッ素塗料の違いはコストパフォーマンスの違いにも現れます。
結論から言えば、そのほかの付帯部位のことを考えない場合、長い目で見たときにフッ素塗料の方がコストパフォーマンスが高いです。
足場や洗浄などの費用はシリコンもフッ素も同じなので、より長持ちする塗料のほうがコストパフォーマンスが良くなります。
長期的な費用対効果を求める方には、フッ素塗料をおすすめします。
一方、シリコン塗料はフッ素塗料と比較して初期費用が抑えられる点が最大の利点です。
③防汚性の違い
汚れにくさについては、シリコン塗料とフッ素塗料のどちらも高い効果があります。
フッ素塗料は、汚れを洗い流しやすい、カビや藻が生えにくいという効果があります。一方でシリコン塗料は、汚れがつきにくく、色あせしにくいという効果があります。
汚れにくさの点ではそれぞれ性質が異なるものの、どちらも特別汚れが目立つ塗料ではありませんので、この点では大きな違いはないと考えてもよいかもしれません。
外壁塗装は「シリコン塗料」か「フッ素塗料」どちらがおすすめ??
シリコン塗料とフッ塗料について説明しましたが、どちらを選ぶかについては、その特性が自身のニーズや環境やコスト面や悩みなど、どれだけ適しているかによるでしょう。
シリコン塗料はフッ素塗料と比較して初期費用が抑えられる点が最大の利点です。
「10年程持たせられれば十分」「子供の費用を一番に抑えて工事をしたい」「子供の進学などでお金がかかる予定がある」「10年前後で引っ越しか建て替えを考えている」
というお悩みの場合には、シリコン塗料がおススメです。
フッ素塗料の最大の特徴は、長い耐用年数と極めて高い耐候性です。
「子供たちも住むので長く住みたい」「長期的に見てお得になる方がいい」「藻や苔が発生している環境に住んでいる方」
こんな人には、フッ素塗料がおススメです。
シリコン塗料とフッ素塗料についてどちらが最適かは、ご自身の予算や塗り替えの頻度、性能・機能性へのニーズなどによります。
全体のライフサイクルコストを考慮に入れつつ、総合的に判断することが重要です。
外壁や屋根の状態が気になる場合には、まずは経験豊富な地元の専門業者に相談し適切なアドバイスをもらうことが重要です。
是非、お気軽にご相談下さいませ。