栃木県宇都宮市K様邸
2018.07.19
建物診断の結果
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既存屋根材はスレート屋根です。石質の薄い板を使用しているため、劣化や反りがしやすい材料です。
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紫外線・酸性雨により、褪色および割れ・コーティングの剥がれが見られます。コーティングが剥がれてしまうと、水分が染み込みやすい状況となります。
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紫外線による影響から塗膜の結合が弱くなり、塗料のはがれを示すチョーキングが発生しております。しっかりと高圧洗浄で汚れを落とし、塗装をする必要があります。
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外壁材の剥がれが見受けられます。洗浄にて浮きの部分は剥がし、密着の不完全な所はケレンを掛けます。剥がれ箇所は、表面のパターンも施行してから塗装をする事で、剥がれ箇所を目立たなくリカバリー出来ます。
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軒天部分にカビが見受けられます。今回、防カビ成分の入った軒天専用塗料を塗布することで素材を長持ちさせることができます。
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雨樋のチョーキングが見受けられます。今回、外壁と併せて塗装をすることで、部材を長持ちさせることができます。
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既存バルコニーは防水塗装となっております。劣化が進んでおり、水の流れが滞っております。今回のタイミングで防水専用塗料を施工することを推奨いたします。
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基礎の一部に剥がれが見受けられます。専用の補修材を使用して修復し、塗装をすることで基礎の中性化を予防し、お家を長持ちさせることができます。